パンフレット制作ラボデザイン&企画ガイド
三つ折りリーフレットは、A4用紙を三つ折りにしたサイズ(※完成時99mm×210mm)で、手のひらや小さめのバッグにも収まるコンパクトさがメリットです。展示会での配布や営業活動、店頭での配布にも最適で、受け取る側にとっても負担になりません。手軽に持ち帰ってもらえることで、後日見返してもらう機会が生まれます。
限られた紙面スペースに要点を凝縮して表現することで、情報の取捨選択が徹底され、受け手にとって理解しやすい構成となります。見出しやビジュアルで視認性を高め、強い印象を与えることが可能です。また、コンパクトな内容は短時間で読めるため、忙しい立場の人物への提案やや慌ただしい現場における提案にも適しています。
パンフレットや冊子と比べてページ数が少なく、用紙も軽量であるため、印刷コストを大きく抑えることができます。小ロットからでも対応しやすく、デザインの改訂や内容のアップデートも柔軟に行えるため、特に大部数配布を前提として場合には費用対効果に優れたツールと言えます。
店頭設置、施設配布、ダイレクトメール同封、ポスティング、イベント、営業訪問、ハンドtoハンドなど、活用シーンが多様なのが三つ折りリーフレットの強みです。ターゲットごとにデザインや内容を使い分けたり、期間限定のキャンペーンや新サービス紹介、オープン告知などの短期キャンペーン用に発行するなど、幅広く展開できます。
三つ折りにすることで「導入 → 展開 → 結論」といった自然なストーリー展開がしやすく、読み手を引き込む流れを構築できます。見開きの中面は3面を自由にレイアウトすることができるため自由度が高く、目的に応じたコンテンツ展開が可能です。
三つ折りリーフレットの作成を成功に導くためには、リーフレットに与える役割、つまり作成目的の明確化がポイントです。
視覚的に分かりやすく、コンパクトに情報をまとめることで、ターゲット層にサービスや商品の存在を効率的に知らせ、第一印象を高める。
リーフレットに明確なCTA(例:QRコード・電話番号・申込方法など)を設けることで、読み手が具体的な行動を起こすよう促す。広告や営業活動の成果を後押しする役割。
企業やサービスの理念、実績、ビジュアルを用いて「安心感」や「こだわり」を伝え、読み手の信頼を獲得。短い紙面の中でブランドの世界観を伝えるブランディングツール。
口頭説明では伝えきれない情報を補完し、繰り返し説明する手間を省くツールとして活用。営業や受付対応の補助資料として業務を効率化する役割を担う。
上記の目的を意識しながら、以下の三つ折りリーフレット作成前のポイントを整理します。
誰に配るか(年代・性別・職業・課題など)を明確にし、読み手に響く言葉選び・構成・デザインを計画します。
店頭配布・郵送・営業同行・施設設置などの用途によって、サイズ感や紙質、情報の優先度が変わります。
サービスや商品の特長、他社との違い、選ばれる理由など、訴求軸を社内で整理・共有しておくことが重要です。
Webサイト・動画・SNSとどう連動させるか設計しておく。
会社名、ロゴ、連絡先、QRコード、Webサイト、営業時間、対応エリアなど、必須情報に漏れがないか確認します。
スタイリッシュ・信頼感・親しみといったテイスト、製品やサービスメインかイメージメインか、写真かイラストか、ターゲットに合わせて方向性を社内で共有・決定する。
三つ折りリーフレットのデザインにおいては、限られたスペースで情報を「伝わる」かたちにする工夫が重要です。
以下に主な注意点を整理します。
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