日本の新卒採用市場は、「売り手市場」化が年々強まり、企業にとって厳しい状況が続いています。
中途採用も含めて、採用は「ただ求人を出すだけでは人が集まらない」時代に突入しており、各社が戦略的な人材確保施策に乗り出す中、採用パンフレットの新規作成や質の見直しは、人材獲得競争に打ち勝つための必須条件とも言えます。
特に中堅・中小、零細企業は、知名度や待遇・福利厚生面で大企業に見劣りするため、採用パンフレットや採用ホームページを通じたオリジナリティやスペシャリティの訴求が不可欠となります。
採用パンフレットの質を高め、真に自社の採用活動を成功に導くためには、作成する採用パンフレットに与える役割、つまり作成目的の明確化がポイントです。
上記の目的を意識しながら、以下の採用パンフレット作成前のポイントを整理します。
広報/説明会/インターン/エントリーなど採用ステップ(配布の場面)に応じて内容・ボリューム・トーンを考える
高校生/専門学校生/大学生/大学院生、あるいは保護者や周辺当事者など、年齢・就活段階によって伝え方を考える
手渡し/郵送/Webからのダウンロード/オンラインでの画面共有など、最終的な使い方を考えてサイズや素材を考える
事業/仕事内容/社風/教育/福利厚生/やりがいなど、最優先するメッセージを明確化することでまとめりが生まれる
上記をふまえて上で、以下のような掲載コンテンツの中から自社に適切・効果的なものをピックアップします。
このように採用パンフレットのコンテンツを検討、決定したら、コンテンツ作成時に自社のアピールポイントを整理・抽出し、しっかり訴求できるように強調します。
アピールの切り口の中で自社にあてはまるもの、他社との比較優位性の高いものを選択しましょう。
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